こんな人向けの記事です。
BMPCC4K(ポケシネ)ってどんなカメラ?
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K、通称ポケシネ4Kは
Blackmagic Designs社の動画性能に超特化したシネマカメラです。
BMPCC4K撮影解像度
- 60fpsまでの4096×2160 (4K DCI)
- 75fpsまでの4096×1720 (4K 2.4:1)
- 60fpsまでの3840×2160 (Ultra HD)
- 80fpsまでの2880×2160 (2.8Kアナモルフィック)
- 120fpsまでの2688×1512 (2.6K 16:9)
- 120fpsまでの1920×1080 (HD)
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、4/3サイズセンサー、13ストップのダイナミックレンジおよび25,600までのデュアルゲインISOをサポートしているため、HDRイメージに対応でき、低照明条件で驚異的な性能を発揮します
CHECK
BMPCC4Kの特徴を簡単に説明すると
BMPCC4Kの凄いとこ!
- 13ストップのダイナミックレンジ
- BlackMagicRawでの内部記録
- 2.6K/120fps
それでいて、価格が約15万円という驚愕のコストパフォーマンス!
これを聞いて
って人は購入をちょっと待ったほうがいいです。
BMPCCシリーズは映画のような映像が撮影できる唯一無二のカメラな反面、操作が難しくオートフォーカスなど現在では当たり前となっている機能もほぼ使えないので注意が必要です。
BMPCC4Kの実力は?
初心者には操作が少し難しいBMPCC4Kですが、出てくる映像のクオリティはヤバいです。
しかも、Blackmagic Design独自規格のBlack Magic RAWなら高スペックのPCでなくても編集が可能で、手軽に映画のような映像を撮影して編集できる凄いカメラ
BMPCC4Kには必須のレンズとアクセサリー
BMPCC4Kを使いこなして快適に撮影するにはレンズの他に様々なアクセサリーが必須です。
それでは、ここから本題の『BMPCC4K』にオススメな揃えるべきレンズとアクセサリーを紹介していきます
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
GOOD
- 広範囲のズーム領域
- F4通し
- 超強力な手ブレ補正
BAD
- マイクロフォーサーズレンズにしては高い
- 広角側では歪みが出るので補正が必要
- シンプルにデカイ
BMPCC4Kはマイクロフォーサーズのレンズに対応しています。
このレンズはマイクロフォーサーズ表記で12-100mm
これは35mm換算で広角24mmから望遠200mmまでをこのレンズ1本でカバーできるということで大体のシーンはこのレンズ1本あれば撮影できる。
さらに、映像のクオリティを左右する手ブレを極限まで抑えてくれる超強力な『手ブレ補正』が備わっている
手ブレは望遠で撮影するほど目立つものなんですが、手ブレ補正をオンにするとピタッと止まります。
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
GOOD
- F1.8と明るい唯一無二のズームレンズ
- インナーズーム
- SIGMA Artレンズの描写力
BAD
- アダプターが必須(焦点距離や明るさが変わる)
- 810gと結構重い
このレンズはマイクロフォーサーズ表記で18mm-35mm
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMは動画クリエイターの使用率が非常に高いレンズで、35mm換算で広角26mmから望遠70mmまでの標準域をこのレンズ1本でカバーできる
インナーズームなのでジンバルと相性が良いため、動きのあるシネマティック映像を撮影をするならこのレンズで一択。
VoightLander 単焦点広角レンズ NOKTON 25mm F0.95
GOOD
- F値0.95で明るい
- 小さくて軽い
- きれいなボケ感
BAD
- マニュアルフォーカス
- 値段が高い
2本目に買うべきレンズはVoightLander(フォクトレンダー) NOKTON 25mm F0.95
マイクロフォーサーズ表記で25mm、フルサイズ35mm換算で50mmの標準域のレンズです。
一般的にマイクロフォーサーズはボケないと言われていますが、このレンズはそんな常識を覆すほどボケます。
上記のズームレンズ1つと『NOKTON 25mm F0.95』があれば95%のシチュエーションはカバーできる。
記録メディア
BMPCC4Kで対応している記録メディアは下記の3種類
BMPCC4K対応メディア
- SDカード
- CFastカード
- 外付けSSD
記録メディアはデータ書き込み速度や容量・撮影時間によって使い分けてます。
ジンバル撮影→SD or CFast
長時間の撮影→外付けSSD
LP-E6N互換バッテリー
BMPCC4Kはバッテリーの持ちが悪いことでも有名です。
バッテリー1個では1時間も撮影できません。
BMPCC4K専用リグ・ゲージ
BMPCC4Kにハンドルやマイク、外部ディスプレイを付けたりオリジナルのカスタマイズをする人には必須のアイテム!
利便性は格段にアップするが、一気に重くなるのでジンバルでの状況によって使い分けている。
Manfrottoビデオ三脚 MVH500AH
BMPCC4Kと長いレンズを付けるとバランスが悪くなるので、それなりのビデオ三脚が必要になります。
MVH500AHはレベリングがついているので水平が撮れていない場所でも簡単に水平が出せるのでオススメ!
PolarPro可変NDフィルター
屋外での明るい撮影ではシャッタースピードを調整するためにNDフィルターを使います。
シャッタースピードを1/24〜1/120で調整することが多いので、可変式のNDフィルターは便利です。