こんな人に向けた記事です。
ドローンの墜落が怖いのは知識不足が原因
ドローンの操縦が怖いと思うのプロポの設定や機能を理解していないからです。
最近のドローンは高性能で、更にMavic2Proはドローンの中でも高性能で危険な操縦をしない限りは墜落なんてしません。
そこで今回は、Mavic2Prpの設定項目を復習もかねてまとめてみました。
![](https://nel-inc.com/wp-content/uploads/2021/09/shutterstock_1297385398-scaled-80x80.jpg)
MCパラメーター設定を解説
ホームポイントの設定
三角アイコンに設定→機体の離陸ポイントをホームポイントに設定される。
人物アイコンに設定→プロポの現在位置がホームポイントに設定される。
現在の高度でRTH(Return to home)
ホームポイントから5m〜20mの範囲内にドローンがあればRTHを開始した高度でドローンが戻ってくる。
ドローンが範囲外の場合はその場に着陸する。
注意事項
目視外や海上を飛行させている時は注意が必要
飛行モードスイッチ
オンにするとプロポの横のモード切り替えスイッチでドローンの飛行モードが変更できる。
リターントゥーホーム高度
ホームポイントに帰還する高度の設定。
ホームポイントからドローンが20m以上離れている場合
→機体は設定した高度まで上昇してホームポイントに帰還
ホームポイントから機体が5m〜20m以内の場合
→機体の高度が2.5m以上であれば2mの高度で帰還。高度2.5m未満の場合はその場に着陸
ホームポイントから機体が5m未満の場合
→その場に着陸
注意事項
海上で高度2.5m未満やホームポイントから5m未満でのRTHは要注意!ドローンが海にダイブします
初心者モード
ビギナーモードをオンにするとホームポイントの半径30m以内しか飛行できなくなる。
ドローンの操縦に慣れるまではオンにした方がいいと思う。
最大飛行高度を設定
ドローンが上昇する最大高度を設定できる。
許可申請せずに飛ばせるドローンの最大高度は150m未満なので最大でも149mで設定しよう。
![](https://nel-inc.com/wp-content/uploads/2021/09/shutterstock_1297385398-scaled-80x80.jpg)
最大飛行距離を設定
ドローンが移動できる最大距離を設定できる。
ドローンの目視外飛行には許可が必要なので最初のうちは何もしなくてOK!
詳細設定
詳細設定ではドローンの動きを微調整できる。
ゲインと露出の初期設定に不満がない限り、最初のうちは何も触らなくて大丈夫!
センサーの設定方法
IMU
加速度計とジャイロの状態を確認できる。
一つでも良好か悪いがあればIMUキャリブレーションをクリックして、キャリブレーションを実行しよう。
![youtube動画](https://img.youtube.com/vi/lInOPCLiuPo/hqdefault.jpg)
コンパス
コンパスの状態を確認できる。
表示が良好か不良の場合はコンパスキャリブレートをクリックしよう!
シネマティック モード
シネマティックモードに設定した時の機体の動きを微調整できる。
最初はそのままでOK!
![](https://nel-inc.com/wp-content/uploads/2021/09/shutterstock_1297385398-scaled-80x80.jpg)
ファイルセーフ
プロポとの通信が途絶えた際に機体の動きを設定する。
リターントゥーホームがオススメ!
フロントLEDをオン
特別な理由がない限りオンでOK
モーター停止方法
CSC操作と緊急時のみ使用が選べるが、必ず緊急時のみ使用にしておこう!
CSC操作を選んでしまうと、通常の飛行中でもモーターが停止してしまう。
ビジュアルナビゲーション設定
ビジョンシステムの設定を確認できる。
左右のビジョンシステムも作動させたい場合はトライポッドモードに切り替える必要がある。
注意事項
全て赤色の場合はシステムが作動していないので要注意
前方/後方障害物検知を有効にしてください
オンのままでOK、ドローンが自動的に障害物を回避してくれる。
レーダーチャートを表示
障害物のレーダーチャートを表示するかどうかの設定。
画面がごちゃごちゃしてると思えばオフでもいい。
詳細設定
- ビジョンポジション→低空のホバリングの制御設定
- 着陸保護→着陸地点に適しているか確認する設定
- RTH障害物チェック→RTH中に障害物を回避する設定
3つともオンでOK!
補足説明
水上を飛行する際はビジョンポジションオフを推奨
送信機設定を解説
送信機校正
プロポのキャリブレーションの設定。画面の指示に従えばOK!
スティックモード
モードを変更すると操縦方法が変更される。
モード2のままでOK!
充電モード
プロポからスマホに充電する設定
スマホのバッテリーが少ない場合にはオンにする。
ボタンのカスタマイズ
プロポのボタンを自分好みにカスタマイズする設定
ドローンの操作に慣れるまでは初期設定のままでいい。
![](https://nel-inc.com/wp-content/uploads/2021/09/shutterstock_1297385398-scaled-80x80.jpg)
HD|画像転送設定の解説
チャンネル
海外で飛ばさない限り自動選択でOK!
画像転送設定
ドローンからの映像を「標準モード」で表示するか「HDモード」で表示するかの設定
僕はHDモードにしてます。
機体のバッテリー項目の解説
重度のバッテリーアラーム
重度のバッテリーアラームが鳴るバッテリー残量を設定できる。
基本的には10%のままでOK!
スマートゴーホーム
バッテリーがRTHできる残量になるとRTHを開始する。
必ずオンにしておこう。
ジンバルパラメーター設定の解説
ジンバルモード
ジンバルの動きを設定できる。
- フォローアップモード→カメラを水平に保つ
- FPVモード→機体の動きにカメラが追従する
ジンバル自動キャリブレーション
ジンバルに違和感を感じたら「ジンバル自動キャリブレーション」をクリックしよう。
一般設定
一般設定は特にいじらなくてもOK!
これで一通りのMavic2Proの設定項目を理解したことになります。
省略したポイントもありますが、これだけプロポの設定を理解していれば自信を持ってドローンを操縦できるはず!